生活が苦しいと悩む人へ
私も、司法試験を挫折して、サラリーマンをするようになっていますが、生活はカツカツです。
生活が苦しいからといって、なんとなく消費を我慢することで、貯蓄額は少しずつ増えているけど、希望が見えない。これで、本当に正しいのか分からないと迷子になってませんか。
そこで、私から、生活が苦しいと悩む人に、最低限これだけは押さえておいて欲しいことを書いてみました。「お金を正しく増やす」のも大切だけど、今回は、「賢く消費する」ことに共通している大事なことです。
まずやるべきは、貯蓄ではなく、倹約
生活が苦しいと人は、節約しなきゃ、今月は●万円貯蓄しなきゃ、定年までに●●●万円貯めなきゃいけないという方向で頑張ろうする人が多いけど、ホントにそれでいいですか?
貯蓄と節約の大きな違い
貯蓄と節約を混同していませんか?
貯蓄と節約は全く違います。貯蓄は、お金で計測可能ですが、節約はお金では計測できません。
節約とは、むだ遣いをやめて切りつめることです。無駄遣いかどうかは、人の価値観に大きく左右されます。
例えば、あなたにとってタクシー代金を支払うということは無駄でしょうか。普段、電車と徒歩通勤の私と同じ境遇の人は無駄に感じるかもしれません。
でも、大切な人が危篤状態になって、急いで病院にいかなければならなければならない状況で、タクシーの方が早く行くことができるなら、タクシー代は無駄ではなりません。
無駄かどうかは、その人が置かれた状況や価値観に大きく左右されます。
節約は、個性豊かなものです。それでも、テレビで節約と言えば、1か月1万円生活というように、節約を没個性化させて、万人受けするようにしてしまっています。
節約とは、状況や人に応じて変化するものです。
倹約は、節約の目的と同時に手段でもある
節約と同じような言葉で、倹約という言葉があります。倹には、つつましい、簡素という意味があります。
倹約は、節約以上に、無駄を排除するという側面が強い印象があります。無駄を省くということは、行動基準であり、行動そのものなので、目的にも手段にもなり得ます。
生活が辛くても、お金をいくら使ってもいいんです!!それが無駄にならなければ!!
一番大事なのは、無駄になる消費をしないことです。
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お金を把握・管理する
まずは、自分の身の丈を知らなくては、自分にとって無駄な出費か分かりません。また、自分の収入、支出がどれくらいか把握しておく必要があります。
過去を知ることで、未来が見える
お金を管理・把握するということは、過去の自分のお金の使い方、貯蓄状況を知るということです。自分の収支を知ることで、これからの未来を作り出すことが可能になります。
自分の収支を把握することは、計画的にお金を使うために必要なことです。管理する前と後では、お金の使い方が違ってきます。
お金を管理するのは、意外に手間
そうはいっても、お金を管理するのは、エネルギーがかかります。時間もかかります。
だからといって諦めてしめったら、一番ダメ。
そんな時こそ、どうしたら、楽にお金を管理方法を活用すべきです。
自動家計簿作成サービスを活用
楽に管理したいなら、全自動が一番楽!!もちろん、全自動にするために、最初の設定は少し大変かもしれないけど、その後のことを考えれば、絶対に楽!!
私のおすすめは、マネーフォワードです。
登録自体は無料です。しかも、メールアドレスとパスワードだけで完了。
その後に、登録は少し面倒だけど、その後は入手金を一括管理できるだけじゃなくて、「食費」「光熱費」などの支出項目も自動的に振り分けてくれる。
電子マネーのSuica、PASMOも登録できるから、これでお金の管理が劇的に変わりました。お金の把握・管理を挫折したくないなら、まず登録!!
固定費の削減
さて、無駄を見直す時に、一番最初に着目すべきは、毎月、定額で支出する費用(固定費)です。固定費で具体的に見直すべきものを列挙してみましょう。
保険料
セールスマン・セールスレディの薦められたまま加入していませんか?保険料は、家、車に続く、日本人の三大出費の一つです。必要以上に高い保険に加入しているのは、無駄な出費を増やすことになります。
老後、病気など、生きていると常に不安がつきまといます。 しかし、保険に加入したからといって、これらの不安が消えるわけではありません。
保険は、その内容が手厚ければ手厚いほど良いわけではありません。それは、保険料を支払っているからです。保険は、あくまでも万が一のための保障なのだから、「必要最低限」で十分です。
自動車費用
自動車費用に関しては、持つか、持たないかというターニングポイントがあります。
地方に住んでいる人は、車を持たないと生活できないという場合も多いでしょう。自動車のダウンサイジングを考えて下さい。燃費のいい軽自動車やコンパクトカーにすれば、運用コストが半分以下に下げることも可能です。
都会に住んでいるなら、車を所有しなくても、レンタカーカーやカーシェアリングを活用しましょう。レンタルやシェアという言葉に不便さを感じる人もいるかもしれませんが、予約もスマホで簡単にできるので、想像以上に快適です。
住居費
居住費に関しては、一般的に手取りの20%にしておきましょう。これは、持ち家でも、賃貸でも同じです。
特に家を購入するときは、購入した後のこともしっかり考えましょう。家は金額が大きな買い物なのに、難しいからという理由で、自分で勉強せずに誰かに任せてしまうことが多いです。自分でも勉強してから、買いましょう。
賃貸でも、広すぎる部屋に住んで、家賃を払いすぎていませんか?使ってない物置の部屋が多いなら、引っ越しを毎月の家賃を減らすのも有効な手段ですよ。
固定費は費用の削減の効果が大きい
これまで列挙した固定費は、どれも銀行引き落としになっていて、変更に手間がかかるものばかりですね。だからといって、そのままに放置していは、一番節約効果のある費用をそのままにしておくことになります。
お金の管理・把握したら、まず最初に固定費を見直しましょう。
食費の見直し
固定費の削減が完了したら、次は月々の食費を見直していきましょう!!
自炊が基本
外食よりも、自炊の方がお得なのは、当然ですね。なぜなら、外食の場合には、食品に加工という人件費が加えられているからです。自炊の方が、面倒だけど、自分好みの味にすることができるから、倹約するのに適切ですね。
まとめ買いのポイント
お肉や魚などの高たんぱく質の食材は、比較的高値であることが多いので、食費を増加させる原因になります。だからこそ、安くなったタイミングでまとめ買いをすると効果が大きいです。
ただし、まとめ買いしても、その食品を腐らせては意味がありません。まとめ買いをする際には、使い切れる量に抑えることを意識しましょう。これはまとめ買い以外でも同じです。
外食も我慢しない
たまに外食で息抜きするのも、気分転換にいいですね。無理に我慢して、自炊にこだわるのも精神的に良くないですからね。
ただ、外食を利用する時のポイントしては、外食行く日をあらかじめ決めておき、月の予算もあらかじめ決めておくべきでしょう。そうすれば、無駄遣いをする機会も減ります。なんとなく、その日の気分で外食を利用するのはおすすめできません。
その他の支出も味方につける
固定費、食費以外にも、生活していくうえで支出に関するポイント還元を活用しましょう。
ポイントの還元率が高い楽天カードや電子マネーなど有効に利用しましょう。なんとなく、クレジットカードや電子マネーに拒否反応を示す人もいますが、利用方法を間違えなければとても便利なシステムです。むしろ使わない方が損してます。
例えば、年間200万円の支出を還元率1%のクレジットカードや電子マネーで支払った場合、2万円もお得になります。それが、10年で20万円です。なるべく早いうちから導入しましょう。
少額も馬鹿にできない
例えば、インターネットで検索する時に、ヤフーやグーグルを使うのもいいけど、楽天の検索システムを利用すれば、ポイントが貯めることができます。
そのポイントは、1日だいたい5ポイントで、月に平均100ポイントくらい貯まります。去年は1150ポイント貯まりました。たいした金額じゃないと思うかもしれないけど、普段何気なく使う検索もやり方を変えただけで、それだけ得することになる。
水はネットでまとめ買い
コンビニでペットボトルの水を買えば、約120円の支出ですが、ネットでまとめて買えば95円くらいで買うことができます。この35円も繰り返すことで、1年で1回の飲み会代を確保できそうですね。
健康を維持する
保険が体に万が一の時の保障としてありますが、そもそも体が健康なのが一番大事です。健康を維持することが何より、大切です。
健康状態が悪化すれば、新たに加入しようとした保険にも難しくなることもあるので、保険を見直す時のポイントになります。健康を維持し続ければ、保険料を削減するきっかけにもなるし、そもそも保険金に頼る必要もなくなりますね。
定期的に、健康診断をして、自分の体のメンテナンスをしっかりしておきましょう。
ストレスを溜めない
無駄使いをしないように気を付けなければならないというプレッシャーから、ストレスを感じて、それを溜め込んでしまうのは、よくありません。きっと一時の間は無駄遣いを控えても、そのストレスを発散するために、無駄遣いをするに決まってます。
ストレスを溜めないために
ストレスを溜めないためにも、。初めから細かいことにとらわれずに、ざっくり把握することが大事です。まずは金額の大きいもの(=固定費)から手を付けていきましょう。
金額が大きいもの、支出する頻度が多いものから、無駄を減らしていくことで、倹約の効果がすぐに出るので、モチベーションを保つことができます。
また、お金を管理・把握するのに、毎回入力するような手間をかけていては、疲れるので、自動家計簿作成ツールを有効活用しましょう。
手間もはぶけて、効果がすぐに分かるので、最初は登録面倒でも、後々楽になるから、後悔する前に今すぐ登録!!
明日からやろうを卒業する
生活が苦しいのに、改善しない決定的な理由がこれです。
言い訳をやめる
自分のお金を管理・把握することはとても簡単なことです。
それでも、やらない人はやりません。時間を作って今度やる?いえ、そういう人はこれからもやりません。役立つとは思えない?自分でやったことがないのに、なぜそう言い切れるんですか。
無駄な出費をする時間はあっても、お金を管理把握する時間は作れない。そういう人は、これからも、ずっとお金の管理をするつもりはないでしょう。
最後のチャンス
2つめに紹介した、自動家計簿作成ツールを登録した人は、ここまでどれだけの人がいたでしょうか?知識だけ貯めて、ノウハウコレクターになる前に、まずは、自分のことをしっかり知りましょう。
最後のチャンスとして、ここにマネフォワードのリンクを貼っておきます⇒マネーフォワード、楽天ツールバー
登録、ダウンロード自体は無料です。
まとめ
以上、生活が苦しいという人へ捧ぐ8個のポイントを紹介しました。
少しの工夫でも年月が積もると、大きな成果となって現れます。生活が苦しいから、すぐに転職とか、FXで一山あたるとか、ハイリスクハイリターンの手法で乗り越えようとせず、身の丈にあった貯蓄をしていきましょう。
そうすれば、生活の質も良くなり、生活も向上し、さらに生活の質が高まるという好循環が訪れます。
ただ、諦めるだけでなく、是非紹介したポイントを、少しずつでもいいので試して欲しい。まずは行動ですよ!!
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