やっぱり難しい!!自己分析に失敗事例(業種、職種編)

難しい

前回の記事で、自己分析の役割に検討しました。

今回は、就活し始めた私の自己分析を行って失敗のプロセスをご紹介します。お前の自己分析なんか興味ねぇよっという声も聞こえてきますが、そこをなんとか、辛抱してお付き合い願えればと思います。

特に、司法試験を撤退する予定の人、司法書士試験、行政書士試験の勉強に時間を費やしてきて20代前半の就職の機会を逃してしまった人、法学部を卒業して、しばらくしてから就職・転職しようと決意したけど、自己分析ってまず何から始めたらいいのという人に、読んでいただければ幸いです。

どのような視点で自己分析すべきか

これからの自分のあるべき姿について考えるにあたって、どのような視点で検討するべきなのでしょうか。

30代前半までには結婚して子供も欲しいとか、30代後半までにマイホームを買いたいから、月々の年収はいくら欲しいとか、私生活でのあるべき姿を考えるのではなく、就職・転職する際に考えるべきなのは仕事をする際のあるべき姿を考えるべきです。

なお、年収は一つの基準になり得るとしても、マイホームを買いたいなら貯蓄計画、金融機関との付き合い方など仕事をする際のあるべき姿だけでなく、より大きな観点から自分のあるべき姿を検討すべきでしょう。

現時点での仕事のイメージ

私が、最初にぶつかった壁は、仕事をする際にあるべき姿を考えた時に、理想の仕事のイメージが浮かばないということです。

どのような仕事があるか幅広く把握もしておらず、ただ漠然と仕事とはお客様に価値を提供して喜んでもらうものとか、お客様の要求に答えるために体に鞭打って疲弊するものといったイメージしかありません。

これまでのアルバイトも小遣い稼ぎで、自分のライフワークとしての仕事とはかけ離れていました。

弁護士という職業に代わる仕事

私自身がこれまで司法試験を挑戦してきた理由は、弁護士という職業に対する憧れです。

弁護士という職業に魅力を感じたからこそ、寝る間も惜しんで勉強に頑張ってきたわけです。

そこで、弁護士に代わる魅力的な職業があれば私はそういう仕事がしたい。そういう仕事ができること自体が自分の幸せにつながる。

どのような仕事があるのか

そこで、私は世の中に存在する仕事を調べることにしました。

どのような仕事があるか分析する視点としては、最初に人材紹介会社の登録した際に、業種、職種の希望は決まっていますかと聞かれたので、業種、職種の観点からどのような仕事があるか分析していきます。

業界研究に四季報を買ってみる

四季報は、株主投資をやるにも役にも立ちますが、業界を調べるのにも役に立ちます。目次を活用して、どのような業界があるのかざっくり把握します。業種を調べるだけなら、「業種」と検索してもらえればすぐに分かるのですが、四季報は就活生の王道ということで、とりあえず購入します。

職種はネットで検索してみた

次に、職種は、「職種」と検索して調べてみました。調べる前に、私が知っていた職種といえば、法務、総務、経理、営業、研究開発などでしたので、正直職種の多さに圧倒されてしまいました。

結局、どのような仕事をすることが自分にとって幸せか?

この段階では、まだ分かりませんでした。業種、職種の多さに圧倒されてしまい、すべてを把握することは困難です。結局のところ、業種、職種の分析に時間を費やしたとしても、どのような仕事をすることが幸せなのか(私の憧れる弁護士の仕事に近いのか)、という答えは見つかりません。

そもそも、これからのライフワークが既存の業種・職種に限定される必要はどこにも見当たりません。

自己分析について、仕事を分析してから、それに対して自分の価値観に合致するものを選択するというアプローチは失敗してしまいました。

どうやらまず自分自身の価値観を深く探究して、それに合う仕事を見つけるということの方が良さそうです。

具体的には、自分自身が司法試験、司法書士試験、行政書士試験など、法律系の勉強を費やしてきた理由を深く探究してする必要がありそうです。

それをしなければ、将来自分のあるべき姿を見つけ出すという自己分析の目的は達成できそうにありません。

簡単そうで、実は難しそうなこの作業なくして、満足する就職・転職活動はできそうにありません。

まとめ

もし、これから自己分析をしようとするのであれば、最初から業種・職種の分析しようとせず、それまで自分自身が一生懸命取り組んでいたことは何か、なぜそれを一生懸命取り組んだのかという部分から分析することをおすすめします。

そうすることが、遠回りのようですが、実際には最短で自己分析をすることができそうです。効率を追求するあまり、自己分析をおろそかにして、自分の将来について不十分にしか向き合わないこととのないようにお互いに気を付けましょう。

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