フリーダイヤル(0120)から電話着信は無視すべきか?
フリーダイヤルからの着信がある場合、いきなり営業の電話や、悪徳業者からの電話だと決めつけてしまうのは、適切な対応といえません。
フリーダイヤルの着信電話があったのが、自分の携帯電話、会社の電話、家の電話のうち、自分の携帯電話ならば、かろうじて許されます。なぜなら、相手がどうしても連絡を取りたい場合は留守番電話に残すことも可能ですし、逆に連絡が取れなかったことによる被害は自分だけにとどめることができるからです。
しかし、会社の電話、家の電話の場合、自分以外の誰かが電話の依頼をした先からかかってきた場合、それが大事な取引先の可能性もあるわけですから、十分に気を付けなければなりません。
そこで、今回はフリーダイヤルから着信電話があった場合に気を付けるべき3つのことを紹介します。
1、電話の相手先がフリーダイヤル番号通知サービスを利用している可能性あり
フリーダイヤル(0120や080で始まる番号)は、着信した相手先に通話料金が課金されるサービスですが、これを利用する個人・会社は、オプションで番号通知サービスをつけることができます。
この番号通知サービスをつけないと、フリーダイヤルに紐づけている普通の番号が相手に通知されてしまいます(NTTのサービスとして、フリーダイヤルはその番号だけでは存在しえず、普通の番号が必要になります)。
そのため、電話の相手先には、悪徳業者でない個人・会社の人がフリーダイヤルを相手に通知することは一般的に行われていることです。通常、相手が折り返しするときに、かかってきた番号にかけなすことが多いですから、フリーダイヤルを表示させた方が親切だという考えに基づいてフリーダイヤル番号通知はよく利用されています。
2、無視する前に、電話番号を検索してみて
とりあえず、フリーダイヤルから電話があったら、無視する前にその電話番号をネットで検索してみてください。
それをすれば、きちんとした会社や個人は、フリーダイヤルの番号をネットで公開していることもあるので、相手先を判断することができる可能性が高いです。
3、折り返し電話すべきでないフリーダイヤルの見つけ方
ここまでフリーダイヤルの着信元が、信頼できる相手というのを前提に話をすすめてきましたが、必ずしもそういう相手ばかりではありません。
悪徳業者や自分には全くいらない物を売ろうとする営業の人からの電話の場合もあります。そういう電話は無視すべき着信電話となります。電話にとることも、折り返し電話することもやめるべきです。
日本、電話番号検索(http://www.jpnumber.com/)というサイトでチャックしてみて下さい。様々な口コミが載っています。その中には、いたずら電話、悪質業者からの電話を特定するのに役立つ情報があるはずです。
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4、一番大切なこと
フリーダイヤルからの着信は、無視はよくないけど、すぐに対応しなくても大丈夫です。電話は、相手の都合を考えずに鳴ります。電話が鳴ったら、すぐにとらなければいけないのは、会社で電話の窓口になっているときくらいです。
フリーダイヤルからの電話着信があったら、すぐには出ずに、番号の発信者元を検索してから対応しても問題ありません。
上で紹介した、電話番号を検索するなどして、どうしても気になる場合は番号非通知設定にして相手に折り返すようにしてください。
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