裕福と豊かさについて、再定義してみたい!

裕福な生活、裕福な人になりたい!!それって具体的にどんな人を意味していますか?

裕福の定義を調べると、富んで生活が豊かであるとあります。

軽井沢に別荘があって、レクサス・メルセデスベンツを何台も所有している人?ロレックスの時計をつけている人?など、外見をとらえて裕福な人か否か判断していることも多いのではないですか?

外見も大切なことですが、外見は簡単に欺くことができます。今や高級品も、レンタルが簡単にできるようになりました。高級品を身に着けていることが、裕福であるか否かを判断する基準にはならないわけです。

それでは、裕福とは何か?投資をすることで裕福になりたいと思っていても、裕福ということが自分なりに理解できていなければ、投資の方向性を誤らせてしまうので、今一度再確認していきましょう?

富とは何か?

富は、経済的に価値のあるものの合計を意味します。今であれば、現金と、現金に変換できる資産の合計になるでしょうか。

富の具体的な内容は、どの時代か、世界のどの部分におけるものなのかによって、変わってきます。例えば、今の日本では、ほとんどの人が、所有する円貨幣、不動産、株などの観点から、富を語ります。しかし、経済が農業を中心に回っていた時代であれば、所有する田畑の広さ、家畜の数などの観点から、富を測定することになるでしょう。

日本を離れて、世界を見ると、富はさらに相対的になります。世界銀行によると、世界の人口の約10%(7億3400万人)が1日1.90ドル(約200円)未満で生活しています。政界ではまだまだ何億人という規模の人たちが貧困状態にあり、教育、医療に十分なアクセスが保証されていません。

今、日本人であるということは、グローバルな視点で見ると、富を沢山持っているということになります。日本の様々なインフラ(公共交通機関、医療機関、義務教育)にアクセスできるのは、恵まれているということです。
要するに、富んでいるってことは、自分自身の考え、自分の幸せをどのように認識するかということです。

金持ちと、豊かさの違い

ここで重要なことは、富んでいる・豊かであるということと、金持ちが同じではないということです。

例えば、金持ちになるには、宝くじを当てる、FXや仮想通貨で一発当ててみる、相続を受けるなどして、偶然お金持ちになることはできます。ただし、悲しいかな、お金を吹き飛ばすのは一瞬で可能です。

浪費家や、無謀な投資をする人は富を築くことは難しいのです。なぜなら、富を築くことができる習慣(自分を規律できる習慣)が、人が富を築き、豊かであり続けるのを助ける習慣と同じだからです。

裕福・豊さは、何を意味するのか

裕福・豊かさの具体的な内容は、人によって様々な見解があっていいと思います。私があえて挙げるとすれば、1与えることによって影響を与えること、2遺産を残すこと、3、自分の人生をどのように生きるかについての選択肢を持つこと、ができることを意味します。

1、与える・奢ることを可能にする

自分の基本的なニーズを満たした後は、とてつもなく寛大になることができます。そして、誰かに何かを与えることは、お金の使い方で最も楽しいことです。だからこそ、富を築くためにあなたの力でできることをより多くの人に勧めたいです。自分のカップがいっぱいになったら、他の人に溢れさせます。一生懸命働き、富を築くことによって、自分自身にあなたの周りの他の人を助ける機会を与えています

2、遺産を残すことを助ける

遺産は、家族以外にも、家族を超えてより大きな影響を与えることが可能です。家族以外にも、自分を支えてくれたコミュニティ、場合によっては全世界に波及効果をもたらすことができます。

遺産を築くことは、自分より長生きし、自分が出会うことさえないかもしれない人々の生活を変える何かを作ることにつながります。

3、自分自身に選択肢を与える

裕福であれば、自分が生きなければならない人生ではなく、自分が生きたい人生を創造するためのより多くの自由を持つことが可能です。仕事のスケジュールに奴隷になっていないとき、最も価値のある時間をどのように使うかを決めることができます
富のセーフティネットが組み込まれているため、これまで不可能だった趣味やビジネスのアイデアにより多くの時間を費やすことができます。

投資をお金持ちになるためではなく、裕福になる人が増えてくれたら、嬉しい限りです。

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