【対策付】こんな人材紹介会社・転職エージェントは要注意!!ブラックな面談風景

私の体験を踏まえつつ、利用すべきではない人材紹介会社・転職エージェントのポイントを解説してきます。以前紹介した人材紹介会社・転職エージェントのデメリット・注意点がズバリ当たっている部分もあります。

人材紹介会社・エージェント利用のデメリット・注意点

2015.11.14

正直、事前に利用した場合のリスクは分析していたものの、そういったリスクがこのように自分に降りかかってくるのは悲しいことです。

人材紹介会社・転職エージェントは、社会人未経験者にとっても非常に頼りになる存在です。その理由については、過去の記事で記載した通りですが、残念ながら、その役割を忘れてしまっている担当者がいるのも事実です。

就職・転職活動をする上でも、より頼りになるパートナーと出会うために、こういった事例に出会った際には気を付けてもらいたいという気持ちで今回の記事を書きました。

また、そういったよくない担当者にあたった時に、その担当者に流されて自分が傷つかないためにも、この記事は役に立つと信じています。

体験談の後には、こういった望まない面談の後の対策も記載してありますので、ご参考下さい。

 

事前準備を行わない担当者

ここから、私の実際の体験談です!!これは、面談の2日前に履歴書等を提出した場合のケースです。
担当者
大学院では何をされていたんですか?
その履歴書にも記載されてある通りですね・・ということをやってました。
担当者
司法試験は、何回受けられたんですか?
その履歴書にも記載されてある通り、3回受験しました。 
担当者
(履歴書に目を落として) おお、凄い!!英検2級をもっているんですね
・・・・・ダメだ

通常、面談を行う際に、履歴書や職務経歴書のチェックをしてもらえることが多いのですが、面談が始まる前に、書類をメールで事前に提出することもできます。

それをすることで、面談時間を短縮したり、より重要なことに時間を費やすことができるので、私やあなたのような面談予約者だけでなく、人材紹介会社の担当者にとってもメリット大きいので、活用すべきです。

ただ、就職活動をし始めたときは、履歴書の書き方や職務経歴書の書き方が全く分からないという方は、面談で私の場合どのように書けばいいのでしょうか、と聞いてみるのも全然ありです。

しかし、私が予約した担当者は、履歴書等を一切読んでいませんでした。面談会場(人材紹介会社・転職エージェントの会社)に到着してから、アンケート等を記入している間に時間(10分)があったにも関わらず、担当者はA4の書面2枚ほどの内容も読まずに面談に臨んでいました。

就職や転職だけでなく、どんな仕事も事前準備がかなり大事です。会社の面接、実際に仕事をするにしても、どれだけ事前準備をしたかによって、その結果が大きく変わります。

それにも関わらず、何の事前準備もしていないで面談に臨まれたのでは、これから就職・転職活動を戦っていくパートナーとして不安になります。そういう時は、一応紹介していただける案件だけ紹介していただき、会社に面談を申し込むときは別の会社を利用するのがよいでしょう。

 

グッドコップ・バットコップルーティン

グッドコップ・バットコップルーティン、という言葉をご存知でしょうか。

コップとは、英語で刑事という意味です。直訳すると、いい刑事・悪い刑事の作業となります。

これは、アメリカの映画とかに、たまに登場します。バットマン2でも、悪役のジョーカーがグッドコップ・バットコップルーティンという言葉を言って、ゴードン刑事をおちょくるシーンがありますので、気になった方は映画をご覧ください。

さて、本題から少し逸れましたが、グッドコップ・バットコップルーティンがどのようなものか説明する前に、具体的に私の体験から見てもらいましょう。

担当者
弊社のノウハウとあなたのような方であれば、きっといい就職ができますよ
え、ほんとですか。ありがとうございます。
担当者
この案件を担当する者と変わりますので、一度失礼します。
ーーー暫くするとーーー
担当者
いつ頃に、この会社に応募するつもりですか?
今、別の紹介会社さんと●●会社との面接調整もしていますので、▲▲日以降になると思いますが・・・
担当者
その会社は、どれくらの可能性で内定が取れそうですか?
え?、いえ、可能性と言われても実際にお会いしてから決まると思うので、現段階ではなんとも言えません
担当者
こちらの会社でしたら、内定をもらえる可能性が非常に高いと思いますし、内定をもらっても行く気があまりないなら、あまり意味はないですよね。この機会を逃したら、あなたの市場価値はどんどん下がっていきますよ。
え?、内定が取れない可能性を考えるよりも、私は内定が取れるようにどうしたらいいのかということに時間を費やしたいので、そういう内定を取れなかったら、どうするかということを現段階で検討するつもりはありませんが・・・、その必要はあるのでしょうか?
担当者
まぁ、気持ちは分かりますが・・・・、これから非常に苦労すると思いますよ、時期的にもこれから経験者も参入する時期ですし、
はい、苦労することには慣れてますから、大丈夫です(ニッコリ)。
この担当者も、成績を上げるので、必死に頑張っているんだろうなあ。でも、椅子の座り方からして偉そう・・・この人に色々な交渉は任せることはできないなぁ。

グッドコップ・バットコップルーティンが、どんな感じかを分かってもらえたでしょうか。

グッドコップ・バットコップルーティンとは、ある一人がグットコップという親しみやすい役を演じ、もう一人が自分と敵対するような役を演じることで、相手を自分の思い通りに誘導する手法です。

この手法は、ドラマや映画だけではなく、実際に現実の手法として多用されています。刑事の取り調べなんかもそうですね。自白をとるために、一人はかつ丼を食うかと優しく容疑者に接し、もう一人が机をたたいて自白を強要し、優しい役の一人も最後には畳みかけるというあれです。

っといっても、刑事のかつ丼は古いですね。もうやられていないですし(例えが古くて、スミマセン)。

対策

ここからが大切です。それじゃあ、こういう状況に陥ったら、あなたはどうしますか。

まず、自分がそういう状況に陥っていることに気付いてください。ヤバい、グッドコップ・バットコップルーティンや!!っと。

そうすれば、対策のほぼ70パーセントは完成です。

こういう状況に陥っていることが分かったら、答えを急がないことです。一度、ブレイクを入れましょう。返事は後日電話やメールで伝える旨、伝えましょう。

バッドコップ役に、人格を否定するようなことを言われても、気にする必要は全くありません。具体性に欠けた、相手の意見に一喜一憂することは全くないですから、今日の晩御飯のことを考えながら話を聞き流せば大丈夫です。

ここまで強調してきた自己分析の重要性を実践していれば、何も動じる必要もないですからね!!

ぶっちゃけ、自分大好き担当者

ここでは書けないくらい、色々ぶっちゃけてくれました。担当者のこと、会社のこと、他の求職者のことなど。ここに書いたのは、かなりオブラートに包んでいます。

担当者
ぶっちゃけ、私もその資格を取ったんですけど、母親は喜ばなかったですよね~
そうなんですか・・・
担当者
やっぱり、今は英検より、TOEICなんですよね。僕も今頑張ってるんですよ~。
そうなんですか ・・・
担当者
ぶっちゃけ、今日紹介した会社、×××県出身しか採用しないみたいで、変な会社ですよね。そういえば、僕が全然評価してなかった人も、後から会社に問い合わせたら、そこでは評価が高くて、よく分かんないっていうか、やっぱ就職は縁とか、運とかに左右されるんですかね。
この人、色々ぶっちゃけるなあ~。でも、こっちの希望ももう少し聞いて欲しいなあ~

対策

こういう人は、自分以外にも色々ぶっちゃけることがあると考えて、その人に与える情報は気をつけた方がいいでしょう。
ただ、私は、このぶっちゃけ担当者に会って、自分をぶっちゃける大切さみたいなのも気付かされたので、上の2つの例と比べて、一概に悪いと決めつけることはできません。
ぶっちゃけ内容と方法によるといえます。

まとめ

人材紹介会社・転職エージェントを実際に利用してみたデメリット・リスクとその対策をまとめてみましたが、いかがでしたか?

これだけ見ると、人材紹介会社・転職エージェントはなんかヤバいっという印象を受けるかもしれません。もちろん、こういう担当者が一定数いるというのは事実ですが、人材紹介会社・転職エージェントの良い所もあり、私はその良い所を活用して、就職活動を終えることができました。

人材紹介会社・転職エージェントの悪い部分が出てきたら、上の対策を参考に、危機を乗り越えてください。
危機の予防をするためには、まず人材紹介会社・転職エージェントについて知ることですので、こちらの記事を参考にしてください。

人材紹介会社・転職エージェントを活用する3つのメリット

2015.11.07

人材紹介会社・エージェント利用のデメリット・注意点

2015.11.14

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