本村弁護士から学ぶ、できる男の処世術

本村弁護士

本村弁護士といえば、行列のできる法律相談所で、丸山弁護士が番組を卒業してから、ずいぶん経つので、番組ではすっかりおなじみになりました。

きっと、行列のできる法律相談所の一番右側の席の人は、オチというか、お笑い担当なのでしょうね。タレントが座っている所も、一番右の司会者に近い席に一番のゲスト、その反対側に美女枠のと同じですね。

本村弁護士は、行列のできる法律相談所だけでなく、弁護士活動、テレビコメンテーター、俳優としても活躍しています。

最近でも、朝の番組であるスッキリを卒業して、ミヤネ屋、テレビタックルなど、活躍の場をどんどん広げています。

本村弁護士が、なぜこれほど活躍できるのか?本村弁護士から、できる男の処世術を分析していきましょう。

処世術1:キャラを使い分けることができる

キャラクター

キャラを演じる時の注意点

よく芸能人の中には、一生懸命キャラを演じていて嫌われる人もいます。それと同じように、別の人がやったら許されないのに、ある人のキャラなら許されるということがよくあります。

この違いは、どこにあるかというと、そのキャラクターが自分から設定しているのではなく、周りから求められたことを演じているだけの違いにあります。

本村弁護士が、行列のできる法律相談所で北村弁護士と同じような硬派な弁護士を演じていたら、番組として成立しないでしょう。本村弁護士も、それを意識して、弁護士の立場と番組から求められるキャラを調和して収録に臨んでいます。

このキャラを演じることの一番のメリットは、周りから扱いやすくなるということです。本村弁護士が、ああいうキャラを引き受けることで、司会者もツッコミやすくなったり、オチができたりします。

本村弁護士は、このようにして一番ギャラがいいであろう行列のできる法律相談所の枠を維持しているのでしょう。

キャラの固定化の危険性を回避しよう

キャラを演じることの代償として、常に付きまとわれるのが、キャラの固定化です。お前は、そういうキャラだから、そういう風に扱えばいいんだろうっと、周りから一定のイメージがついてしまう危険があります。

ましてや、本村弁護士がキャラを演じているのは、日曜日の夜の人気番組です。そのキャラの浸透度合いは凄まじいものでしょう。すっかり、いじられキャラとして、お茶の間に定着しているのではないでしょうか。

キャラが固定しまうことは危険ですので、そのキャラを固定化はなるべく避けなければなりません。しかし、キャラを急に変更したのではオーディエンスが受け入れてくれません。それまで、キャラを作って得た仕事も失う危険があります。

そのため、キャラを変更するには、少しずつずらしていくことが大事です。本村弁護士の例でいうと、スッキリやミヤネなどのように、コメンテーターのキャラを生かしつつ、報道の情報を伝えるような番組で活躍することです。

急に、本村弁護士が、お堅い報道番組に出演することは、オーディエンスが受け入れませんが、コメンテーターがタレントなど、専門家以外も多い番組では活躍することができます。しかも、そこでは行列のできる法律相談所ほどはバラエティー色が弱いので、いじられキャラや落ちを任されることも少なくなります。

自分のキャラを生かしつつ、新しいキャラも確立していくことで、キャラの固定化を減らし、新たな仕事の増やすことができる魅力的な手法ですね。

処世術2:正当な対価の支払いを要求できる

ギャラ

弁護士のテレビでのギャラについて

弁護士の人が、テレビに出演するときのギャラは、いくらだと思いますっか?

文化人ギャラっていうやつで、弁護士さんがもらうギャラって2万から3万円くらい

これは、2014年8月7日放送の「大阪ワイドショー」における本村弁護士の発言です。この発言通り、弁護士のギャラが2万、3万円と信じることはできませんが、経験年数、弁護士会での地位、番組などによっては5万円以上とか全然あるでしょう。

しかし、この料金だとかなり赤字だと言えます。

最近では、無料法律相談をする事務所も出てきましたが、通常5千円~1万円程度かかると思います。もちろん、地域や相談する事案によって異なるので、あくまで一般的な相談ということになります。

それにも関わらず、番組のギャラが仮に5万円程度だとすると、打ち合わせ、収録の準備、収録時間などのことを考えると、弁護士として赤字に間違いありません。

それでも、本村弁護士は、このギャラから脱却するために、タレント事務所に所属します。そうすることで、事務所にギャラ交渉を依頼することで、通常の弁護士としてのギャラよりも高いギャラを獲得しています。

正当な対価を請求することの是非

弁護士のくせに、ギャラを交渉せずに、公益のために働けよっという人という弁護士も一定数いるでしょう。でも、正当な対価を交渉することとと、公益に寄与するということは必ずしも相反するものではありません。

大事なのは、金額ではなく、対価の決定方法です。当事者が納得しない対価の決定方法を採用していた場合、その取引は長期的に成立しないでしょう。また、少ない金額で納得いかないまま、金額が少ないことを理由に中途半端な仕事しかしなければ、その取引も長続きしないでしょう。

正当な対価を請求しても、仕事がもらえるレベルまで、自分を持ち上げることが最も大事ですね。

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処世術のまとめ

いかがでしたか?

本村弁護士から、できる男の処世術を分析してみました。言葉で言うと、簡単そうだけど、実際にやるとなると、できる男の処世術をマスターするのは大変そうです。ただ、本村弁護士と同じようにやらなくても、小さなことでも、ここに書かれていることを実践することができれば、きっと近づくことができるでしょう。

まずは、自分が周りから何を求められているのか、なぜ自分がその環境に身を置いているのか、自分のキャラから脱するにはどう変化していくべきかということを考えて行動するだけで、できる男の処世術を一部でありますが、実践しているといえるでしょう。

それに、本村弁護士も最初から、テレビで上手く立ち回っているとは限りません。行列のできる法律相談所で固定化した自分のキャラをどう生かしていくか、今現在も、所属事務所と試行錯誤していることでしょう。

最初から完璧にこなそうとせずに、トライ&エラーを繰り返しながら、自分にあった処世術を見つけましょう。

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