複利運用のすすめ
皆さんは、複利運用してますか?え、活用していない?
大丈夫です。私もこれから複利を活用して、資産形成を考えています。一緒に勉強していきましょう。
もちろん、複利は個人の資産形成以外でも、会社のお金をどう運用すべきか考えるときに参考にもなるので勉強して損はありませんよ。
今回は、個人の資産形成において、複利がどれだけの効果を発揮するのか、紹介していきます。
そもそも複利って何?
複利は、英語で「interest」と訳されます。なんでも、かの有名な、アインシュタインタインも、「複利は、宇宙最強の力」と言ったさ。
でも、interestは、興味とか好奇心って意味もあるから、アインシュタインはそっちの意味で使ったのかもしれないですけど、これで少し複利に興味を持ってもらえませんか?
複利(重利とも呼ばれる)とは、元本について利息も含めた金額に利息が付いたものです。
とこれだけじゃあ、まだよく分からないですよね。もうちょっと具体的に見てみましょう。
複利と単利を使った具体的な計算
複利とよく対比される単利と見比べてみましょう
100万円を単利で1パーセントで2年運用した場合と、同じ条件で複利を用いて運用した違いを見てください
単利の場合
100万円×1%=1万円
100万円×1%=1万円
2年後に残ったのは、102万円
複利の場合
100万円×1%=1万円
(100万円+1万円)×1%=10100円
2年後に残ったのは、102万と千円
同じ100万円の資金を2年運用した場合でも、単利を用いた場合と複利を用いた場合とで千円の違いが出てきますね。
え?たった、千円だって?そんな凄くないじゃないか?って思ってますか?
千円だって私にとっては凄いけど、もちろん、複利の凄さはこれだけじゃないですよ。
複利は、年数が長くなったり利率が高くなると、その効果をさらに発揮します。もうちょっと我慢してください。
お金が2倍になる「72の法則」
複利で是非覚えておいてほしいのが、72の法則です。
これは、72を利回りで割れば、元本が2倍になるまでの年数が分かるというものです。
例えば、年利7.2%で100万円を複利で運用した場合について見てみると。
72÷7.2=10ということで、10年で2倍になることが分かります。
この凄さ分かりますか。もし単利で運用した場合には、毎年7.2万円が積み重なるだけだから、約14年かかるところが10年で2倍になっちゃうんです。
別の言い方をしましょう。
例えば、72の法則を使えば運用期間から、2倍になる利率も分かります。
例えば3.6%の複利運用で、2倍になるのは、72÷20=3.6%です。
つまり、3.6%で20年運用すれば、100万円が200万円になるんです。
これが単利でなら、約28年もかかります。
まさに、利息が利息を呼ぶという複利マジックが発揮されるメリットが分かりますね。
複利の力の凄さに乗っかろうぜ!!
ここで、勘のいい人は、お気づきかもしれません。そんな3.6%の利率で運用できるわけがない。銀行の定期預金だって1%もないんだから、
そんなこと無理だと思ってませんか。
もちろん、銀行の定期預金に預けてるだけなら、無理ですが、それと違う運用を考えてみてはどうですか?
世界の経済成長に乗っかる!!
IMF(国際通貨基金)は、2015年10月6日に最新の世界経済見通しを発表し、先進国では成長加速が続くとしたものの、 新興国の経済成長は、原油価格の下落や中国の景気減速などの影響を受けて減速するとし、2015年の世界 の成長率予測を3.1%へと下方修正しました。
しかし、2016年については、多くの国で成長加速が予想 IMFの世界経済見通し ~世界の経済成長は下方修正も、2016年は再び加速 されており、世界経済の成長率は3.6%と、下方修正ではあるものの、再び加速していくとしました。
2010年より前から言われていたことですが、日本と違って世界は人口増加の道を歩んでいます。それに伴い、世界の生産人口は増加し、2030年までは経済成長は3~4%の成長を見込まれると言われています。
人口が増加すれば、経済は発展していくでしょう。人は、今よりも豊かな生活を求めていますし、一人力で事業を起こすよりも、誰かと共同で作業することで、足し算ではなく、掛け算で大きくなっていくからです。
もちろん、あくまでも予測であり、世界戦争や世界規模の自然災害があれば、大きく変わることも想定されますが、世界平和を願う、信じるものとして、私はこの予測に期待しています。
それじゃあ、この世界の経済成長と同じように、自分のお金を3.6%で運用することができたら、どうなるか。
もう分かりますね。72の法則で、2倍になるのは20年後です。
複利で、賢く資産形成してはどうですか?
それじゃあ、具体的にどう世界の経済成長の波に乗って、複利で運用していくのかということは後日記事にするので、お楽しみに!!
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